国内外のアーティストが滞在し芸術活動を行なうことで、芸術文化の推進と、芸術を通しての国際交流や都市と地方を結ぶ交流の拠点として活用し、地域の活性化を図ってきた。山深い場所に位置する芸術村は、過疎・高齢社会となった地域の持続可能性を模索するため、”芸術”を広く人間の暮らしを支えるための”技”や”知恵”としてとらえ、地域が失いつつある歴史風土・民族文化・伝統技術をデザインやアートの持つ創造の力と融合させながら、山間地域における新たなライフスタイルを生みだす場を目指している。
廃校になった王余魚沢小学校と付近の森林公園とを連携させながら、アート、食、森林活用の地域振興の一環として運営されている。アーティスト・イン・レジデンスの施設としても利用されており、様々なアーティストの作品やワークショップも楽しむ事ができる。カフェの営業日、校舎の開放日は土曜日、日曜日、祝日のみだが、作家の展覧会期間中は平日に校舎に入場できる場合もある。展覧会の会場という機能だけでなく、研修会場やコミュニティースペースとして使用される事がある。
